ホームページにも載せている症例の方のがん治療を再開しました。
8年前に悪性の胃がんが発見されました。
悪性がんで亡くなったフジテレビの逸見アナウンサーのことが、国民みんなの頭には残っています。
良い評判の病院だからでしょうが、「悪性の癌を内視鏡で見えるものをつまんで取っておきました」と手術を受けました。
恐らく悪性の胃がんなので再発は必至だろう、それなら患者の負担を考えて内視鏡手術にしよう。
医師の気持ちを判断すればそのようなことだったと推測しました。
縁あってその後私の鍼治療を受けることになりました。
当院独自の検査で治療ごとに免疫度を測るのですが、なかなか改善しませんでした。
正常になるまでは週3回の治療で半年かかりました。悪性の癌は免疫が戻るのにはこれほどかかるのかと思いました。
定期検査でも再発や転移が見つかりませんでした。
2年3年となんでもなくなると、患者の方も心が緩んでしまうのですね。
5年くらいしたら病院から通知が来て、定期検診を受けろとなったそうです。
このころは1か月に1回しか治療に来られなくなっていました。
免疫度を計測すると明らかに下がっています。
治療をしても正常にまで戻りません。
このことは伝えたのですが、時間もお金もかかるので患者さんの立場としては聞けなかったのでしょうか。
その後私が脳梗塞で入院して1年間治療は中断していました。
つい最近受診をすると胃も腸も問題はなかったのですが、胆嚢癌が見つかり肝臓にも転移があるかもしれないと言われました。
当院で検査すると、まず免疫は残っていて前のような悪性とは思えません。
診断試料の肝臓がんには反応しませんでした。
胆嚢癌は残念ながらなかったので、胆嚢がんの判定は出来ませんでした。
今回は開腹手術の予定です。
現段階では良性のように見えます。開腹すれば分かるでしょうが。
ひとまず悪性の胃がん出なかったことは幸いでした。
早速胆嚢がん用のSA(サウンド・アキュパンキュチャ)を作成し、毎日試聴してもらうようにいたしました。
どれほど効果が出るか結果が出ればご報告いたします。
ホームページはこちらです。「手のひら先生のリウマチ相談室」です。がんのページはこちらから。「末期がん鍼治療」
出版しました。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川