2020年06月05日

交感神経と副交感神経のバランスを取るとは? その1 爪もみ法


自律神経を整えれば健康になることが出来る。この知識が広まったのは2001,2年頃から始まったのではなっかったでしょうか。

いつも行く書店で平積みになっていた書籍の表紙に目が止まりました。

安保徹 無能唱元 免疫学問答―心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ でした。

免疫学問答―心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ - 徹, 安保, 唱元, 無能
免疫学問答―心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ - 徹, 安保, 唱元, 無能

でも免疫に関する本という事で購入しました。表題は少々刺激的でしたが。


交感神経の興奮を抑えれば血液内のリンパ球と顆粒球の比率が正常になり、病気が治っていくという理論でした。

安保教授の研究の発端は福田稔医師の相談からでした。

高気圧になるとなぜか盲腸の手術が多くなる現象はなぜなのか?疑問を抱いた福田さんが、いくつもの研究機関に相談したけど断られ、最後に新潟大学の安保先生が共同研究を引き受けてくれたそうです。

奇跡が起こる爪もみ療法 (ビタミン文庫) - 徹, 安保, 稔, 福田
奇跡が起こる爪もみ療法 (ビタミン文庫) - 徹, 安保, 稔, 福田

高麗手指鍼学会を訪問した時に、このような先生が日本にはいて鍼灸には馴染む理論だから、是非韓日学術大会に招聘したらどうかと著書を持参しました。

結局講演依頼はしたけれど、講演料の関係で招聘は諦めざるを得なかったそうです。残念でした。

その後マスコミに様々に取り上げられて有名になった先生の講演会が東京で参加できるという事でした。

中野の会場には300人以上の参加者がいたでしょうか。熱気にあふれていました。

講演の最初は「日本で一番売れている薬は鎮痛剤です。鎮痛剤は閾値を超えた痛みには効果がありません。また飲むと血流が悪くなり、次に襲ってくる痛みはもっと痛くなります。止めましょう」

「ではどうしたら良いのでしょうか?」質疑応答時に出された質問は、きっと身内に痛みを抱えている患者がいて、必死の思いで参加された方ではなっかったのではないでしょうか。

ガンにも効果があるという事で、おそらくがん患者や家族の方もいらっしゃったかもしれませんね。

当院に来られた患者さんが仰ったのは「手術もできない顎にできたがんの患者が安保先生の治療法で治ったという事で、新潟では神様のように思われているそうです」

そのような方の講演会なので質問には必死の感じがありました。

私は「聞きたいのは分かるけれど、先生はモルモット相手に免疫の世界的な研究者ではあるけれど、おそらく人間の患者と向き合った経験はないのではなかろうか?どう答えるのだろう?」と思いました。

少し考えた後先生は「それでは頓服的に痛みがあった時に服用してください」と答えられました。

共同研究を始めた福田稔先生は、患者さんが押し寄せて診察を断り切れず、ご自身の身体を壊した時があったと聞きました。

お二人の治療法は「自律神経免疫療法」として、医師がグループを作って活動されていたのではないですか。

ネットで調べると、ウィキペディアにこのように書かれていました。

自律神経免疫療法とは新潟大学医学部医動物学講座教授である安保徹と臨床医である福田稔が提唱した慢性疾患に対する代替療法に属する仮説。 安保徹が行なってきた基礎研究から導かれた仮説である。
治療効果は臨床的に証明されておらず、一般向けの書籍で患者の体験談が掲載されているだけであり、論文としての症例報告はない。内科医の小内亨が「先入観を排除するため」に「著者の仮説は青、
基礎研究は緑、症例報告程度の情報はオレンジ、臨床研究で証明されている部分(エビデンス)は赤」に色分けしたところ「その本の大部分が青1色に染まってきてしまった」と言う。

一般的には「爪もみ法」と知られている安保福田爪もみ法ですが、実は鍼灸師にとってはとてもありがたいことでした。

指の爪の角から瀉血と言って血を1,2滴出すことは、目覚ましい鎮痛作用があります。

仏教伝来と同時に鍼灸も伝えられたと言われますが、当時の鍼は実は瀉血でした。

それがいつ頃今の瀉血に近い形になったかは分かりません、残念ながら。

明治時代のころかは分かりませんが、瀉血を鍼灸師が行っていると医師法違反という事で裁判を頻繁に起こされていました。

それが爪もみ法が一般に知られてくると、そのようなことは聞いたことがありません。

安保先生が「瀉血は昔から鍼灸師の技術だ」と仰っていただいたからだと思います。

爪もみ法がなぜ効果があるのか?私が理解したのは「血液の組成が病気になる時は顆粒球の比率が増え、リンパ球の比率が30パーセント以下になる」というのが安保福田理論でした。

手の指は副交感神経と密接に関係があり、薬指のみが交感神経と関係します。

副交感神経を刺激することはリンパ球を増やすに効果的です。

福田医師は最初のころは瀉血針を使っていたのでしょうか。その後はレーザー治療器を使われていたようです。

私も同じようにしました。

ところが指4本、両手を行えば10本の爪を揉まないとなりません。

そこで高麗手指鍼の研究の中で古代の治療家は、果たして神経を無視していたのであろうかという課題を解きました。

実は簡単な方法があったのです。

その方法は拙著「手のひら先生の高麗手指鍼療法」の中に写真付きで説明しています。

自律神経について私なりに考えた調整法などを次回に書きましょう。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年06月04日

おしっこが出ない その3


おしっこが出ない悩みをお持ちの方は、男性に多いのではないでしょうか。

以前高麗手指鍼で会陰の刺激をしたらよくなったと書きました。

女性の場合尿道が男性に比べ短いので、尿が出にくい場合は病気を疑う例が多いのでしょうか、検索するとほとんどが病気の相談例です。

男性の場合は加齢に伴う排尿困難か、前立腺肥大からくる排尿困難ではないでしょうか。

今回は前者の場合を自分の例から、改善方法を探っていきます。

以前書きましたが10年以上前に脳溢血で入院しました。

退院した後の排尿では問題を感じたことはありませんでした。

それが昨年1999年8月に脳梗塞で入院した後に排尿に時間が掛かることになりました。

出ないわけではないのですが、小便器の前に立っても自身の意思で尿を押し出す感じがありません。

どこに力を入れたらよいのかが分かりません。

もっとも健康な時にはどこに力を入れたら排尿が出来るかなんて、ほとんどの男性は意識したことがないはずです。

検索したところ次の記述がありました。

尿が体外へ出て行くためには、排尿筋(膀胱の筋肉)と括約筋(尿道の筋肉)が連携して働いています。
尿が溜まっている時は、排尿筋は緩み、括約筋が締まっています。
尿が溜まれば溜まるほど、括約筋が締まるので、尿が漏れることを防いでいます。
尿を出そうとする時は、括約筋が一気に緩んで尿道を開きます。
それと同時に、排尿筋が縮んでいきます。

「トイレが近い症状の原因と対策」から

はり治療だけでは解決しないと思ったので、衰えた筋肉トレーニングを体全体のリハビリも兼ねて行うことにしました。

よく男性が「若いときのように勢いよく小便を出したいな」と言いますが、尿量は変わらないので要は加齢による排尿の筋力の衰えが原因です。

それなら筋トレということになりますね。

昔から言われているのが、排尿中に止めてみるいわゆるおしっこをストップしてみるという訓練です。

若いとき試したことがありますが、結構面倒くさかった覚えがあります。

きっと切実な問題がなかったからでしょう。

これは排尿筋なので意識すれば訓練は意外と簡単に思えます。

排尿を主る筋肉と肛門括約筋は八の字を描いています。

すなわち肛門を締めると排尿筋も締るのです。

排尿筋括約筋は自分の意思でコントロールできるので、これは訓練が出来ます。

自分で排尿時に感じたのは膀胱が収縮していないことでした。

そこで考えたのが腹筋の衰えです。

確かに排尿時には膀胱の出口は下を向いているので、膀胱括約筋を緩ませれば排出されるかもしれませんが、それでは気持ちよくシャーと出すことは出来ません。

思い切って筋トレを始めることとしました。

コロナウイルスのこともあり、外での運動を止めているので室内の運動になります。

3,4か月前だったかテレビで拝見した70歳、医師の僕がたどり着いた 鎌田式 「 スクワット 」 と 「 かかと落とし 」 - 鎌田 實
70歳、医師の僕がたどり着いた 鎌田式 「 スクワット 」 と 「 かかと落とし 」 - 鎌田 實
阿川佐和子さんの番組でした。

スクワットがダイエットにもなっているようで、お年の割にはすらっとされていました。

スクワットはいわゆる東京大学スロトレ完全版 DVDレッスンつき - 石井 直方, 谷本 道哉
スロトレ完全版 DVDレッスンつき - 石井 直方, 谷本 道哉の勧める、スロースクワットです。

そしてしゃがんだ形を取った時に肛門を締めるのです。

この動作が骨盤底筋を鍛えるので尿漏れを防ぐというわけです。

スロースクワットのやり方は次のようになります。

両手を前に伸ばしゆっくり沈み込みます。

イチ ニ サン とゆっくり沈み込むのですが、膝が前に突き出さないのがコツになります。

この時大腿二頭筋すなわち太ももに負荷が掛かります。

足が地面と平行になったら止めますが、その時に肛門をぎゅっと締めるのです。

自分のペースで良いと思いますが、ゆっくりと立ち上がります。

最後まで伸び切らないようにします。これは足に負荷をかけ続けるためです。

10回数えて1セットとし、3セット行います。

これは週2回ほどが基本と言われています。

スクワットをスローで行う意味は、ゆっくり行うと脳が勘違いして負荷をかけていると思うようです。

自重トレーニングですが実は軽いものではなかったのです。

短期間に手軽に行えることも貴重です。

1か月前後トレーニングした結果、脚がしっかりしてきました。

それと同時に排尿時に押し出す感じが出てきました。

なぜなのかと考えた時、腹筋が少し強くなって来たように思うのです。

今まで腹筋は意識して鍛えたことはありませんでしたが、このスロースクワットの効果で腹筋が少し戻った感じがあります。

排尿時に追い出す、外に押し出す感じが戻ったようなのです。

老化に抗うには筋トレと言われていますが、さもありなんという事でしょうか?

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年06月03日

高麗手指鍼学会の今昔 その1 最初に訪問した時の思い出


最初にソウルの手指鍼学会本部を訪れたのは、2000年だったかその前だったか、正確な年は忘れてしまいましたがほぼその前後でした。

実はセミナーを受けていたのですが、金先生に言えばきっと止められてしまうからと言って、参加メンバーが計画して渡韓することにしました。

もっとも後で先生にはばれていて「学会に行ったんだって?」と皮肉交じりに聞かれましたが。

初めてだったので見るもの聞くもの珍しく、すっかりお上りさんになっていたので断片的な記憶しか残ていません。

かなり大きなビルに手指鍼学会本部がありました。

会長が会員向けに体を温める器具の説明をされていたのを覚えています。

かなり体の大きい人だなという感想を持ちました。

物腰は柔らかく、顔もソン・ガンホのような一昔前の韓国人ではなく、ハンサムな人だなと感じました。

高麗手指鍼がまさに絶頂期手前だったころのお話しです。

町全体が活気にあふれている感じがしました。

飛行場は金浦空港でした。今はメインが仁川国際空港になりその後金浦空港にも羽田から行けるようになりました。

何しろ町全体が活気があふれているというか、ざわついているというか落ち着かない感じがありました。

到着してホテルまでは旅行会社が手配したワンボックスの車でした。

その車のクーラーが故障してしまったとかで、車内は蒸し風呂状態で閉口しました。

その頃のソウルは9月上旬でしたが、気温は34,5度もありました。

会長にあいさつした後は、夜食事をごちそうされました。

何しろ本部で垣間見た授業も、街の雰囲気も何しろ熱気にあふれ喧噪感満載でした。

この方が高麗手指鍼学会の会長 柳泰佑さんで日本の間中喜雄博士にかわいがられていた人だと感じました。

物腰柔らかく声も穏やかで、既存の医療関係者と闘ってきた猛者とは思えない印象でした。

その頃は韓国経済も良くなかった頃でした。

為替レートも低く、100ミリのコカ・コーラ缶が日本では100円でしたが、韓国で買うと120円でした。

2割ほどものが安く変えた時でした。

学会の雰囲気も街の雰囲気も、何しろ活気にあふれている時代でした。

まだこの時は「高麗手指鍼」が裁判中で、民間療法として認められるか否かの時でした。

今も高麗手指鍼は民間療法の扱いです。

もし職業として鍼灸師が行う時は、資格を持たねばなりません。

日本では鍼灸師 灸師 あんまマッサージ師 は3年専門学校に通えば、受験資格が取得できます。

韓国は医学部に入学し漢方薬剤師と鍼灸師資格を取らないとなりません。

6年間は鍼灸に興味を持つようになるのが、韓国でも40代以降が多いらしいのですが、6年の学習期間は重荷になります。

そこで韓国では高麗手指鍼の鍼治療をする方がいまだに増えない原因です。

手指鍼学会では講座を主催して多くの方が受講されています。

我が金成万先生も始めはこの講座を受講したようです。

しかし講座卒業しても公的な資格ではないため、営業すれば闇営業となるか身内などに限定されてしまいます。

金成万先生もベトナム戦争に参戦して腰を悪くして、何年か治療法を探し求めた末に高麗手指鍼鍼灸師に出会いました。

それで治ったのでこの方法を習うことになり、腕が良かったので評判を呼び無資格で治療を行っていたのです。

その評判を聞いて治療に来られたのが、ヤクルトスワローズ監督 野村克也さんでした。

先生は釜山にいたはずでした。

日本から飛行機で行くか九州からフェリーで行くか、それでも日帰りはきつかっただろと思います。

そこである日野村さんから「先生日本に来られませんか」と誘われて、来日されたと聞きました。

勿論お隣の国ですし、親類もいるようでした。

更にお父さんが貿易の仕事をしてたかで、まったく未知の国ではありませんでした。

でも日本語は全く分からなかったようで、よく来られたなと感心しました。

しかし韓国では評判を読んでいて毎日患者が行列をなしたそうです。

それで無資格だったので警察に捕まりそうになっていたそうです。

そこに野村さんが来られたので、きっと渡りに船の気持ちで来日を決めたのでしょう。

野村さんは心臓が悪かったようですが、先生の鍼で良くなったと聞きました。

その方法がどのようにしたのか分かりませんが、おそらく「気」の治療も行ったのではないでしょうか。

その後は日本テレビなどで「末期の肺がんが良くなった」と紹介されて、全国から患者が押し寄せました。

そのあと黙って転居してしまったのでした。

韓国では普通のことだったらしいのです。黙って転居しても患者が自ら調べて見つけるそうなのです。

それを日本でもやってしまったのです。

日本人はそのようなことはしません。その前に治療家から転居のお知らせが来ますよね。

そこから先生の挫折が始まってしまったのです。

見た目も似ている日本人は、韓国人と同じと思っていたのでしょうか。

もし先生が存命でしたら今の高麗手指鍼学会の現状を見たらどう思うのでしょうか。

二年に1回ごとに開かれていた学術大会は、参加者1万人を数えたこともありました。

2年前でしたが、おそらく1人を超えるぐらいだったのではないでしょうか。


以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年05月30日

手術後の腸の癒着治療 5月の治療についてご報告



2020年1月に癒着の記事を書きました。

癒着は免疫を高めれば治ると書きました。

その時は手元にあった神経免疫学革命:脳医療の知られざる最前線 - ミハル シュワルツ, アナット ロンドン, 松井 信彦
神経免疫学革命:脳医療の知られざる最前線 - ミハル シュワルツ, アナット ロンドン, 松井 信彦
その後何とか読破し分かったことがありました。

免疫という時、脳の免疫については今まで考えてこなかったことです。

脳というのは体の中でも守られている聖域のようなところのようです。

血圧なども急激に変化しないような仕組みになっていますし、新薬が出来ても脳まで簡単に到達できないようになっています。

私のところにも脳せき髄にウイルスが入ると半身不随になって回復まで相当な時間を要してこられる患者さんが見えます。

ウイルスが簡単に入り込めないようになっていますが、入られると今度は治療が難しくなります。

ところが手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法では免疫調整のツボとシステムがすでにあるので、脊髄炎治療としては簡単です。


この本で改めて脳の免疫まで考えなければならないと再確認しました。

脳には血液脳関門があり、血液と脳脊髄液とが物質交換を制限しています。

血液脳関門をお調べいただくと、相当複雑かつ強固な防護壁になっていることがお分かりになるでしょう。

仕組みの詳細は読んだだけでは簡単に理解できません。

シュワルツ博士らはリンパ球が出入りしているもう1つの入口を見つけました。

それが脳脊髄液を作り出している脈絡叢でした。

ここからマクロファージという脳のお掃除屋が入り込んでいたことを確認したようでした。

ここを通過すれば例えばがんなどの薬が簡単に脳まで達することが出来ます。

しかし西洋医学でも漢方薬でも、ここを通過させる手助けをするような方法も薬もありません。

嬉しいじゃありませんか、手のひら先生の高麗手指鍼療法には脈絡叢のツボがすでにあります。ほッほッほッ!

だがツボはあっただけでは無用の長物です。

東洋医学の鍼治療には補寫という技術優れた方法があります。

これを使えば脳神経の免疫もあげることが出来ます。

今回の患者さんは90歳と高齢です。

一人暮らしで今回は離れて暮らすご家族が付き添いで来られました。

治療の目安としては10回が基本です。

しかし事情があるので、月曜日から水曜日まで午前午後の集中治療を予定しました。

治療は診断から始まります。

50年以上前の子宮筋腫手術の後遺症が腹部の痛み、ひいては腸癒着の原因になっていると推測されます。

40年以前から痛みが起き始めました。

様々なところで診察を受けましたが、原因不明治療方法はないという事でした。

つい1週間前もホームドクターの紹介で病院に入院し、10日間原因を究明しましたが分からずじまいでした。

腸の癒着についてはMRIなどを使っても、完璧に診断はつかないようです。

むしろベテランの医師が経験から判断で、これは腸の癒着と診断できるようです。

ただ癒着が起きるのは手術直後から長いと30年40年経過してから、腹部に原因不明の痛みが始まるようなのです。

手のひら先生の高麗手指鍼は診断方法も日々進化しています。

身体の免疫を調整するツボ3か所、計6か所の免疫度を計測します。

以前はその度合い、すなわち鍼を何本なのか診断はしませんでした。

この度は補寫と本数を診断しました。

1か所だけ2本補にすると出ました。

脈絡叢は3か所1本づつ鍼を補にしました。左右ですから鍼は合計6本です。

治療前に癒着が影響している範囲を調べることにします。

右半身から手術は行われたそうです。

大村恵昭博士が発明された、バイ・ディジタル・オーリングテストで診断を行います。

右半身は腹筋の脇に近いヘリまで、左半身は腹筋の内側まで、上部は肋骨中心から指2本まで、下はおへそから10センチぐらいまで、が腸の癒着が影響していたところです。

1回目の治療後はあまり変化がありませんでしたが、2回目以降から変化が出始めました。

2回目以降まず左半身に変化があり、オーリングテストでクローズ(改善すると指に力が入ります)の範囲が狭まります。

左半身は4回目終了時にはなくなりました。

右半身も改善していましたが、手術したところがこちら側なので、改善速度は左ほどではありませんでした。

第5回終了時は手術場所を中心に10センチに反応がありました。

実際ここまでで改善しなかった箇所の範囲が少し広いかなとも思いました。

高年齢のせいで改善が遅いのかとも思いました。

第6回目の治療後その範囲がすべて消えました。

免疫点も正常でした。

これは驚きでした。

大体痛みなどが変化するのは3回目、6回目終了後でした。

今回は6回終了後劇的に変化したのは、脈絡叢刺激による脳神経免疫を調整できたからだったでしょうか。

脈絡叢調整の評価基準を決めてなかったので、今回は計測しませんでした。

少々残念でした。

手のひら先生スタイルの腸の癒着治療は簡単に治すことが出来ますが、DeNa のキュレーションサイトの問題で検索してもホームページが出てきません。
残念ですが。切らない簡単な治療法は世界のどこにも無く日本にはあるのですが、残念なことになっています。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
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手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年05月29日

リハビリしようぜ その3 合理的な動きを探る

「リハビリしようぜ」

スポーツマン 各スポーツのプロ 武道家 なら合理的な動きは常に考えているでしょう。

今は専門家のところに行けば、身体の関節部分や重要な動きをするところに目印になるものを付け、ビデオ撮影し後にコンピューター解析をしてくれます。

その上でどこが問題になっている動きか、どこを改善すればより速いボールを投げられるか、より早く走れるのかを教えてもらうことが出来るようになりました。

これらの研究は大学レベルにあって研究対象でした。

それが今では機器が高価ではあっても手の届かないものではなくなり、望めば実際のアスリートが指導を受けられるレベルになって来たのではないでしょうか。

日本では運動生理学は世界レベルなのに、その成果が現場まで届かないと言われたのは、まだほんの十数年前ではなかったでしょうか。

50年前行われた東京オリンピックの時代は、典型的な「根性論」全盛でした。

格闘技や粘りがすべてであったようなマラソンは太刀打ちできても、陸上競技になると筋肉の出来が異なるのでメダルは無理であると考えられていました。

ところが今では陸上競技はまだすべてでメダルに届くとは言えませんが、それでも20年前と比べても決勝に近くまで行けるレベルになりました。

競技の方はこのくらいにして、日本では昔から人間の動きの研究はされてきました。

ええっ?と思うかもしれませんが、日本の古武道と言われる格闘技または武道には、西洋とは異なる動きの研究がされていました。

その典型は合気道と呼ばれる武道です。

その動きの基本は円運動です。

あ!言っておきますが、合気道の経験は半年でした。

毎週通っていたのですが、ある時首の筋が伸びて動かなくなったことを境に、稽古を辞めてしまいました。

柔道は高校の体育の授業で基本の受け身を身につけました。

ちょと脱線しますね。

大学の保険学(保健体育ではありません。生命保険損害保険などの保険学です) の教授が、なぜこの話題を話されたかは忘れてしまいました。

それは剣の達人の話です。

江戸時代、山岡鉄舟という剣豪に清水の次郎長というやくざが聞きました。「剣の達人になるにはどうしたら良いでしょうか」

答えて曰く「強いやつとは闘わないことだ」

宮本武蔵はご存知と思います。

彼は100人と闘ってすべて勝った百戦錬磨の達人と言われていました。

それは強い奴と闘わず、避けてきたからだと言われています。

では何故戦わずして相手が強いと分かるのか?

それは呼吸です。

力は息を吸っている時は弱くなります。

したがって相手と対峙している間中息は吐き続ける必要があります。

苦しくなって呼吸をした途端相手に切りつけられたら、耐えようがないのです。

自分の息がもう最後の方になっても、まだ相手が吐き続けていたなら逃げ出さないと切られてしまうのです。

100メートル短距離走の選手は、ほとんど息はしないそうです。

したとしても1回ぐらいと聞いたことがあります。

動きに反して呼吸を整えることは大変重要なことなのです。

なんでリハビリに武道の話や呼吸法の話を始めたかというと、脳梗塞以後体のバランスが悪くなってふらつくことが増えました。

初めは腰の筋肉の張りのせいで足の動きに制限が掛かっているのかとか、三半規管の影響かまたは脳の総合運動野が働かなくなってきたのか、いろいろ考えました。

ところがもう10年以上前から注目していて、数年前にDVD付きの本を購入してた、甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方 DVD映像120分 日常動作を磨く77のコツ (DVDブック) - 甲野 善紀, 甲野 陽紀
甲野善紀と甲野陽紀の不思議なほど日常生活が楽になる身体の使い方 DVD映像120分 日常動作を磨く77のコツ (DVDブック) - 甲野 善紀, 甲野 陽紀

そこで目が留まったのが重心をかかとに置くというところでした。

やってみました。

驚くほど動きが安定してきました。

甲野さんは数年前から介護士向けの体の使い方教室も開催されています。

合理的な動きはリハビリを行うものにとっても参考になるはずです。

まだ全部読み切っていないのでどこまでの動きを取り入れられるかは分かりませんが、順次実践体感して報告するつもりでおります。

発症直後や運動麻痺のリハビリ運動は書籍などにまとめられています。

しかし健康保険のリハビリ期間が終了した後や運動回復が停滞した後は、ほとんど対策がないか自分で行える方法がありません。

日本の古武道は世界の武道に比べても合理的です。その研究家や凄い! 八光流柔術 短期習得システムを解明 “心的作用”を使い、指一本で相手を制す! - 奥山龍峰, 奥山龍峰, 『月刊秘伝』編集部
凄い! 八光流柔術 短期習得システムを解明 “心的作用”を使い、指一本で相手を制す! - 奥山龍峰, 奥山龍峰, 『月刊秘伝』編集部 古武道から八光流を参考に、少々研究しましょう。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年05月26日

リハビリしようぜ その2 スロートレーニング



リハビリしようぜ 

3、スロトレ+(プラス): 1日5分、週2回の簡単エクササイズ (NHK趣味どきっ!) - 比嘉 一雄, 石井 直方, 石川 三知
スロトレ+(プラス): 1日5分、週2回の簡単エクササイズ (NHK趣味どきっ!) - 比嘉 一雄, 石井 直方, 石川 三知

NHKの番組「ためしてガッテン」でも紹介された回がありました。

その時は「糖尿病対策」の回でした。それまでは血糖値を下げる方法として、ウオーキングを推奨していたが毎日行うのが難しかったりしていました。

しかしスロースクワットをすると、自宅で出来て雨の日でも予定通りできます。

更に週に2回で済むという事でした。

勿論血糖値も参加者全員が下がっていました。

スロートレーニングの良いところは自宅で簡単に行える運動という事と、筋トレになるので週2回程度で済む簡便さに魅力があります。

スロートレーニングがなぜ良いのかというと、まず第1は自分のペースで出来ること、第2は簡単なのに効果が高いことです。

なぜ高いのかというと、それは脳が騙されて筋肉を太くするからです。

日本のカイチュウ博士として有名な、脳はバカ、腸はかしこい - 藤田 紘一郎
脳はバカ、腸はかしこい - 藤田 紘一郎のように、人間は脳で考えているのにその脳は簡単に騙されてしまうというのです。

ゆっくり動くと脳は体に負荷が掛かっているのだと勘違いするようなのです。

何も持っていなくても数キロの重りをもって今動いているのだと勘違いし、血液を筋肉に多く送り込むことをします。パンプアップと言います。

そこで足などの筋肉が早く太くなるようなのです。

脳溢血の後遺症のリハビリは、健康保険で認められているのは3か月らしいです。

以前来られた患者さんがそのように言っていました。

そのままにして何もしないと体が固まってしまうのじゃないかと心配になるんです。

それ以後は民間の何か良さそうなものをと自費で通うことになってしまいます。

片麻痺回復のための運動療法―促通反復療法「川平法」の理論と実際 - 和美, 川平
片麻痺回復のための運動療法―促通反復療法「川平法」の理論と実際 - 和美, 川平
では動きが少ないまたは制限がある時は、リハビリには時間が掛かることでしょう。

リハビリは根気と時間が必要なので、健康保険の方でも期限が区切られているのかもしれません。

少しでも運動神経が通じているならば促通法、動かない場合は鍼治療を加えた運動療法がリハビリになるのではないでしょうか。

4、スロージョギング

一緒に会話をしながらもジョギングが出来る程度の速度で行うのがスロージョギングです。

マラソンランナーは毎日何キロもはしるように思われていますが、実はフルマラソンの距離を走るのは月に何回かで、そのほかは短い距離だったりこのようなスロージョギングを組み合わせるようです。

人間の身体は毎日全力で鍛えても身にならないのです。

筋トレでも同じで週2回を指導される場合が多いはずです。

リハビリを行う場合は運動野からの命令が伝わってこないならば、筋肉をいくら太くしたからと言っても運動能力は回復しません。

少しでも動くのであれば軽いリハビリ反復運動を自らで繰り返し行い、時に筋力を取り戻すことが良いのではないでしょうか。

更に持久力血液循環を促す目的にはウオーキングやジョギング、さらにスロージョギングが考えられますが、その中でもリハビリとしては最後に上げたスロージョギングが最適なのではと考えています。

5、呼吸法

リハビリでもほかの運動を行う時でも、呼吸法は大切な要素になります。

ヨーガ、気功、座禅 これらに共通するのが腹式呼吸です。

腹式呼吸は副交感神経を活性化し、神経を鎮めるためにも重要な運動なのです。

オーラという言葉をご存知でしょうか?

奈良や京都の仏像には光背と言ってろうそくの炎の形をしたものが備わっている場合がありますがこれをこのように呼びます。

オーラは人間が発する気の形として認識されています。

この気が出せるようにするまたはオーラが見えるようになる、第1歩は腹式呼吸になります。

病気の発症には血液の中の顆粒球とリンパ球の比率が崩れることにあると言われたのが元新潟大学安保徹教授でした。

そのために副交感神経の活性化を爪もみ法で行うのが教授の説でした。

腹式呼吸も同じ効果があります。

どのような運動を行う時も腹式呼吸を取り入れることがリハビリにも通じることなのです。

6、自重トレーニング

リハビリのトレーニングの基本は自重トレーニングと思います。

スロートレーニングを行えば自分の身体だけでも、負荷をかけたと同じ状態になれるわけです。

日本人が何か運動をするリハビリをしようとすると、まずトレーニングウエアを購入しトレーニングジムに入会しようとしますが、実は今の時代運動のやり方はネットを探せば自分にあった方法を簡単に探し出せます。

スペースが取れればバランスボール、そのほかチューブ ヨガマット タオル などがあればあとは自分の身体だけでリハビリは出来ます。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。 
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年05月24日

リハビリしようぜ 第1回 リハビリってなんだ?

「リハビリしようぜ」

リハビリの意味は更生するとか回復するとかの意味です。

ここではいま少し意味を広げ、脳溢血後遺症やアキレスけん断裂あとの修復のほかに、年齢を重ねると若いときに出来なかったことが突然出来なくなって愕然とすることがありますが、そのようなことを含めて体力の衰えをカバーすることもリハビリとして考え学んでいきます。

日本には物理的なリハビリだけではなく、広い意味で呼吸法や武道の動作、気の調整を含めた体の動き、理学療法、運動療法 などなど諸外国にはないリハビリ法が存在します。

しかしそれらを体系的にまた自主的に選択する方法がありません。

例えば筋肉の衰えをカバーするために筋トレをしようとしてスポーツジムに1人で通っても、何をすれば自分に最適な方法なのかはおそらく分からないでしょう。

それが老化予防や障害回復のための運動となると、まったく専門家以外では分かりません。

また巷にあるリハビリ運動の本を読んで自分にふさわしい運動があったと考えても、人間全体の機能を回復するにはその1つの運動だけではなく、連動する筋肉も同時に動かすことをしなくてはならないはずです。

イチロー選手の行っている「奇跡」のトレーニング - 小山 裕史
「奇跡」のトレーニング - 小山 裕史が素晴らしいとしても、健康体且つスポーツ選手でなければ価値ある方法でなくなります。

個々人の症状にあわせて個々人が自分のペースに合わせて実践できること、さらに1回ごと行うと効果が少しでも実感できることであること。

雨の日でも自宅内で運動をすることが出来るものであり、バラエティイに富んでいて飽きることがないものであること。

このような仕組みでないと働き続けてきた人間が、突然リハビリに目覚めても長続きしないでしょう。

ラジオ体操がありますね。

日本人なら全員があの曲を聞くと体操を自然にしていますね。体に染み込んでいるのですね。

しかしあれを60歳になってからやろうとすると、かなり負担を覚えるはずです。

どうも50歳までの方の運動方法のようです。必ずしも全員の健康増進には向いていないようです。

そもそもなぜ学校で体操を教えるようになったかというと、明治政府が取った富国強兵政策の一環として体操が始まったとされるのです。

60歳の老人は昔に比べ若いとはいえラジオ体操をいきなり始めることは勧められません。

それではどうすれば良いのでしょうか?

30年近く前言われていたことですが、日本の運動生理学者は世界でも一流だが、現場のコーチやトレーナーの技術は遅れているという評判でした。

私の記憶違いかもしれませんが、代々木の国立競技場内のトレーニングセンターに行くと、日本で最先端のスポーツ理論とリハビリが学ぶことが出来治療も受けられるという事でした。

ところが今はナショナルトレーニングセンターに変わったのでしょうか。

日本人のオリンピックなどの活躍は一つに集約されたことも寄与していたのでしょう。

運動・スポーツだと結果が評価になりますが、脳溢血やそのほかのリハビリについては評価基準が異なるので、1つの基準では測れません。

麻痺した足が動けば100点として見るか、歩けても痺れが残っていたり冷えがあって辛いなどは、評価に戸惑ってしまいます。

鍼治療を加えてリハビリを評価するのか、鍼は鍼治療だけ運動療法は運動療法だけで評価するのか、評価の問題も加わってきます。

それらを含めて評価できるのは手のひら先生の高麗手指鍼療法だけだと思いますので、研究しながら鍼治療で実践しながら探っていこうと目論んでいます。

では自分で自宅で行える運動療法を一つづつ検討していきましょう。

1、新しい視点の100歳まで若く美しく! きくち体操DVDブック (TJMOOK) - 菊池 和子
100歳まで若く美しく! きくち体操DVDブック (TJMOOK) - 菊池 和子

数年前突然広まってきたきくち体操です。

今現在御年84歳の方ですが、地元の体育指導から始まった体操が、次第に知られるようになり各地に教室が出来ました。本を読ませていただきました。

今までの運動指導の本と違うのは、脳と筋肉の動きを意識しながら動かすところでしょうか。

呼吸を意識するところも良いところですし、鍼灸師として見ると経絡と筋肉の動きを連動させるのは新鮮です。

ただどのような教室もそうなのでしょうが、おそらく指導員になってその教室を任された方は、張り切って教えるので生徒がついて行けなくなってしまいます。

当院に来られた患者さんが「先生が張り切っちゃって、あれにはついていけませんでした。」と仰っていました。

自分で本を購入し実践するには、まず寝たままで体の部品を一つづつ分解して動かせるので、最初の一歩を踏み出すのにはお勧めです。

これでいきなり筋力アップを期待できませんが、日本人の悪い癖で最初から何でも欲張ってやろうとする人には勧められません。

ゆっくりスローに始めるリハビリ初心者には良いでしょう。

考え方は鍼灸師、気功師、脳と体の関係に関心のある方なども興味が湧く体操ではないでしょうか。

2、月刊「秘伝」特別編集 天才・伊藤昇と伊藤式胴体トレーニング「胴体力」入門 - 月刊「秘伝」編集部
月刊「秘伝」特別編集 天才・伊藤昇と伊藤式胴体トレーニング「胴体力」入門 - 月刊「秘伝」編集部

伊藤昇さんという合気道の達人が作り出した、身体の調整方法です。

たった3つの動きで体の歪みを治せる優れた方法です。しかし私が道場で習おうとした時、残念ながら亡くなられてしまいました。テレビ出演などもされ始めたばかりでしたので驚きました。

お弟子さんが引き継ぎだ教室には全国から様々な思いの方が見えられていました。

一人で出来る整体、一人で出来るストレッチ、まったく新しい視点で行うリハビリ前の身体の調整、などとも考えられるのではないでしょうか?

以下の図書は「手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
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2020年05月23日

鍼灸師の道具 その4 レーザー治療器まで 1回



鍼灸師の道具は限られています。

西洋医学の医師のように手術を行うわけでもなく、もちろん禁止されているわけです。

ただし東洋医学でも1000年以上前の中国大陸では、治療家が神がかり的な術で死んだと思われていた人を救う話が残っています。

中国医学の誕生 (東洋叢書) - 加納 喜光
中国医学の誕生 (東洋叢書) - 加納 喜光の著者 東大の加納喜光教授はこれらの治療家は手術を行っていた。

研究すると当時の手術の源流はインドとギリシャにあった。

中国で行われた手術を見るとギリシャ系統の手術であった。彼らはインドかトルコ辺りから来た治療家だったのではないかと推測されるそうです。

一見そんな遠くからはるばる来るかな?我々は思うかもしれません。

日本からヨーロッパまで空路でも10時間以上の時間が掛かります。

テクテク歩いたり馬に乗った旅行でも何か月か掛るのではないでしょうか?

ちょっと待ってください!

コロンブスが船隊を組んでケープタウン経由でない、もっと最短のインド航路を探しに向かったのはなぜでしょう?

そうです肉の保存のため胡椒が莫大な価格で取引されていたのです。その胡椒をインドから買い付けるための最短航路を開拓したかったのです。

冒険の目的は莫大なお金でした。

さて中国に戻って考えると、中国とトルコイランはそれほど未知の世界ではなかったと思われます。

中国国境にはNHK特集 シルクロード デジタルリマスター版(新価格) DVD-BOXU
NHK特集 シルクロード デジタルリマスター版(新価格) DVD-BOXUで紹介された、楼蘭国の美女として白人のミイラがいました。

紀元前には白人の国があったのです。今は砂漠となって埋もれてしまっていますが。

楼蘭 (新潮文庫) - 靖, 井上
楼蘭 (新潮文庫) - 靖, 井上

治療家たちは人類の生存のため遠路はるばる、苦難を乗り越えて中国に来たわけではありません。

彼らの治療対象は王様や豪族、地域のお金持ちでした。

彼らが来るとおそらく口コミで広まったか、前もって貴族階級には知られていたのでしょう。

勿論治療が終われば相当な金品が得られたと思われます。

もし失敗でもしたらそれこそ命はありませんでした。それだから彼らは脈診を磨き、死生吉凶をまず第一に占ったのです。

3年後に死ぬと脈診で出たので、夜中にスタコラサッサと逃げ出して命が助かった話が伝説として残っています。

かれらはメスを使っていたのでしょう。

日本に仏教と一緒に鍼灸漢方薬が伝えられましたが、鍼は今のようなものではなく石を使い瀉血目的でした。

鍼灸の発展の中で鍼以外で開発された道具としては、平安時代の打鍼法の刺さない鍼とツチでしょう。

途中で血を敢えて出す瀉血のための小さいナイフ状の鍼以外は、長い短い太いなどのバリエーションがあった程度です。

江戸時代に杉山流三部書 - 杉山 和一, 伴 尚志
杉山流三部書 - 杉山 和一, 伴 尚志が鍼管を発明したことが大きい変化です。

昭和の時代になると様々な工夫がありました。

前に書いたように針灸の理論と考え方 (創元医学新書) - 間中 喜雄
針灸の理論と考え方 (創元医学新書) - 間中 喜雄の鍼灸トポロジー学会では、パチパチ、イオンビーム イオンパンピングコード、など様々な工夫がされました。

しかし今治療家向けに販売されているのは、イオンパンピングコードぐらいでしょうか。

脈診入門六部定位脈診法 - 山下 詢
脈診入門六部定位脈診法 - 山下 詢

その時に見たのが赤羽幸兵衛さんの、経絡診断器具でした。

身体にある左右の経絡に感度の差があるのかを、それこそ科学的に診断するためのものでした。

言葉で表すのは難しいですが、らせん状ではないばね式のものでした。

火のついたお線香を上に載せた器具の下部がばねのように上下します。ばねを圧しながら爪の角をするようにして、線香の火が掠るように済ます。

何回か行うと熱さを感じます。その回数を左右で比べて治療の目安にするという診断器具です。

親指の爪の角は大腸経の末端です。これを左右の感度を比較するとしたら、今でも斬新なアイデアですね。

経絡の左右差を測ることはおそらく伝統的な鍼灸では行われないはずです。

高麗手指鍼療法では左右の経絡を診断し調整はしまあすが、このような器具は使いません。

経絡の補寫は計測しますが、同じ補であってもその差がどの程度であるかは計測出来ないのでしょうか。

このブログを書いていてまた研究テーマが増えそうですが。

その後にあるのは、光を当てて温める器具が開発されました。

取り敢えず温めれば痛みは軽減するからでしょうか、赤外線治療器は治療現場から家庭でも使われるようになりました。

低周波治療器が鍼灸師やそのほかでも使われていますが、鍼灸師の場合多くは気の調整のため使われます。

経絡の中を流れるのは気です。それは体内を流れる電流なのでそれを補う目的で使われます。

経絡調整でない場合は筋肉をリズミカルに収縮弛緩させ、血流改善目的に使用されます。

経絡を無視したか知らない使い方ですので、鍼治療家としての使い方とは私的には思えません。

レーザー治療器については次回に述べたいと思います。

書きながら思ったのですが、学生時代に2回ほど少人数で講師を招いて勉強会を開きました。

最初は現役のあんまの先生、2回目が山下詢先生の脈診講座でした。理論と実践と教えていただきました。

このように少人数で行うのが昔からの弟子入りを再現させる限界ではないでしょうか。

今そう思いました。
以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年05月21日

手のひら先生のツボ その5  免疫を上げるツボを教えてください



今流行のコロナウイルス対策としても免疫を上げておくことは大切なことです。

しかし免疫力って何でしょう?

免疫免疫と言いながら意外と理解はされていないでしょうね。

いわんや鍼灸師が免疫力という場合は怪しいと考えた方がいいかもしれません。

外敵から身を守るのが、人間に備わった免疫力です。

今は21世紀ですからウイルスに立ち向かうには、免疫力の仕組みを頭に少し入れておくのが良いでしょう。

二千年以上前に書かれた東洋医学のバイブル、黄帝内経素問霊枢経十八巻には免疫とは書かれていませんが、外からの外敵いわゆる邪と呼ばれるものを防御する仕組みは考えられていたのです。

さて私が得た知識で免疫と考える時、いわゆる外敵だけではなく内なる敵も免疫の対象とします。

人間は進化して、魚 鳥 人間となったという事は何回も書きました。

魚の備える免疫は外敵に対する免疫システムで、自然免疫と呼ばれます。

魚の場合は良く分かりませんが、人間で言えば外敵を殺すキラー細胞が血液に流れているのです。

ところが進化して鳥になると、それだけでは免疫を維持することが出来なくなります。

身体を犯すのはガンなどのように自らの組織が暴走することもあります。

がん組織は自分の組織から出たものなので、キラー細胞と呼ばれる血液内のリンパ球は認識できません。

そこで認識するために特殊なリンパ球を育てる装置を備えました。

リンパ球はその装置胸腺と呼ばれるものに入り、出てくるのは100個のうちの5個程度と呼ばれています。

T細胞と呼ばれますが、これはがん細胞や外敵がどのような武器を持っているかなどを読み取る、線上では斥候と呼ばれる役割をします。

ユーチューブではどのようにウイルスにとりつき、キラー細胞と呼ばれる兵隊に知らせ戦わせるのかを見ることが出来ます。

この免疫システムを獲得免疫と呼びます。

免疫を上げるには笑えば上げられると言います。

これも事実でしょうが、病気人の前で単に笑えばいいのだと言えますか?言えませんね我々治療家はなおさらです。

身体には動脈と静脈、さらにリンパの流れがあり全身を監視しています。

実は西洋医学でも免疫を調整することは出来ません。

免疫異常で起こる疾患は数多くあります。

例えば関節リウマチなどは未だに完治させる薬はありません。

膠原病と言われる免疫疾患が今だ難病と言われるのはこのことがあるからです。

西洋医学ではいまだ原因不明とされ治すことが出来ないものに「腸管の癒着」があります。

手術方法が進歩し数多く行われるようになり、命も救われたのですがその分手術後の原因不明の腹痛も起きるようになりました。

その多くが神経免疫学革命 脳医療の知られざる最前線 (早川書房) - ミハル シュワルツ, アナット ロンドン, 松井 信彦
神経免疫学革命 脳医療の知られざる最前線 (早川書房) - ミハル シュワルツ, アナット ロンドン, 松井 信彦です。

昭和30年代に原因の調査が行われたようですが、結局原因不明とされ以後はされていません。

手のひら先生スタイルでは腸の癒着は簡単に治すことが出来ます。

それは免疫のツボによって調整をし高めることが出来るからです。

腸の癒着は免疫の低下が原因だったのです。

開腹手術だけでなく、近年多くなった内視鏡手術でも同じように起こります。

人体を大なり小なり傷つけることで免疫の低下が起きるからです。

人間の身体が正常に働くには、頭の先から足の先まで免疫が正常に働いていなければなりません。

西洋医学でもアンタッチャブルだった脳においても、「脳神経免疫革命」のような研究書が出てくるようになりました。

手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法では、この免疫システムは早くから研究を行い調整可能なまでになりました。

ただ進行性のがんにまで対抗できるかというとまだそこまでは研究は進んでいません。

進行性でなければ少数ではありますが、獲得免疫の活性化によって完治させることは可能です。

二千年の鍼治療では獲得免疫のことは最近分かったことなので、古代の治療家も分からなかったことです。

ただし彼らは気のパワーを駆使することでこの病気に闘っていたことなのでしょう。

金成万先生のがん治療も格別な理論があったわけではなく、気のパワーを駆使することによってがんと闘ったのでしょう。

その気のパワーが獲得免疫システムにどのように働くかは、これから先も分析は出来ないでしょうが。

先程の脳の免疫を保つには脳にリンパ球が自由に入り込むには、脳関門という最大の難関があります。

近年大きな問題になっている認知症なども、免疫低下にともなって発症する病気と考えられているようです。

しかしこの著書の中では脳関門のほかにもう1か所、リンパ球が脳に入れる入口があると書かれています。

彼らはその入口を開ける薬はないのですが、手のひら先生は実はそのカギを持っているのです。

しかしそのカギもそうですし、T細胞免疫すなわち獲得免疫を調整するツボは、免疫の基本を理解しツボのことを理解し、さらに手のひら先生スタイルの高麗手指鍼を理解できないと、調整することは出来ません。

ツボを教えてくれれば治せる?

そんな簡単なものに鍼治療は実はなっていないのです。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
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手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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2020年05月20日

手のひら先生スタイルのツボについて その4 脳卒中後遺症に効くツボ教えてください



鍼で脳疾患の治療ができたら素晴らしいでしょう。

まず頭に留めて置かなければならないのは、東洋医学の源典でバイブルのような存在の黄帝内経素問霊枢経十八巻には、脳のことはほとんど書かれていません。

第一は脳が何をする臓器か分からなかったからです。

2つ目は脳の解剖をすることが出来なかったからです。

東洋医学でも内科医が見よう見まねで解剖をして、図を描いていますが専門職でないことで肺はおかしい絵になっています。

日本でも江戸末期に解剖を行っていますが、検体は罪人の身体を使っています。

このことは近代の西洋医学でも同じような状況であったそうです。

脳は傷みやすく東西とも解剖時には腐っていたので、解剖図を描くことはかないませんでした。

脳と体の器官の関係はカナダの生理学者 ペンフィールド博士が脳の運動野感覚野を生体の脳を使って実験が出来たことからでしょう。

更に現在のようにMRI やCT f−MRIなどの機器の発達により、外から血流やどこの脳神経が反応しているかなどを見ることが出来ます。

また生理学の進歩によりどこからホルモン分泌が起こり、どのような働きをするのかも分析されています。

運動に関しても第1次運動野だけではなく前頭野も含めた統合運動野の分析もされています。

昔は運動に大きな働きをして命令の中枢と教えられていた小脳は、今は運動命令を出すところではなく様々な運動を記憶する場所とされています。

脳溢血などで脳を損傷して運動麻痺を起こした場合、効果的な後遺症治療はまだ研究中なのです。

NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命 - 市川 衛
NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命 - 市川 衛
最後にアメリカのこの分野の権威とされる女性の教授が最後にこう言ったので驚きました。

「結局リハビリが成果を出せるか出せないかは、最後は患者の根性です。」うへ〜!

それを言っちゃあおしめえよ!と突っ込みたくなりました。

いま脳のリハビリで効果が出てると言われているものを、ネットなどから拾ってみましょう。

1、運動療法 片麻痺回復のための運動療法―川平法と神経路強化的促通療法の理論 - 川平 和美
片麻痺回復のための運動療法―川平法と神経路強化的促通療法の理論 - 川平 和美、動かなくなった手足を動かすことは出来ないようです。多少なりとも動かすことが出来た場合は、目覚ましい回復もあるようですが。

2、経頭蓋磁気療法 片麻痺の場合障害を受けた脳と正常な方のバランスをとることをします。損傷部分の修復ではなく健常な方のレベルの下げることで、左右のバランスを取ろうという方法です。ただしあくまで病院に自力で通えるなどの制限事項があるみたいです。

まったく運動応力を失った手足を再び動かす方法になると、現時点では1、2のように先進的な方法でも不可能なのです。

それでは鍼治療では可能性がないのか?探ってみましょう。

前に書きましたように、伝統的な鍼治療では脳のツボ、確かに頭皮にツボが決められていますが、そのツボはまだ脳がどのようなものか分からない時に描かれたものです。

とすると最近開発された鍼灸の中から選ぶことになります。

私の知るる限りの鍼治療とお断りしておきます。

1、朱氏頭皮鍼 中国には頭皮に刺す鍼がいくつかあるそうで、それらをまとめて出版されたのが、朱さんという中国人治療家でした。ただこの鍼の難は気の達人でないと成果が出せないことです。

2、山元式新頭鍼療法の実践: 医師、歯科医師、鍼灸師(医療従事者)のための - 敏勝, 山元, 直哉, 加藤, 祥史, 冨田
山元式新頭鍼療法の実践: 医師、歯科医師、鍼灸師(医療従事者)のための - 敏勝, 山元, 直哉, 加藤, 祥史, 冨田

脳神経のツボがあり、後遺症治療の可能性を秘めていても症例がないので有効性を測りかねている治療法。

1、ノジェ式耳鍼 鍼灸に位相という発想を世界で初めてされた方でした。脳神経のツボが詳細に描かれておりますが、脳卒中後遺症の症例は見当たりません。しかし耳の脳神経のツボを刺激しながら、運動療法を併用すれば効果が期待できるのではないかと考えます。ただ経絡調整はできません。

2、手のひら先生の高麗手指鍼療法 手のひらに脳の神経のツボを始めて発見しました。自ら発症した脳溢血後遺症を治すため発見し、ノジェ博士のように手のひらにフェーズVまでの脳神経のツボを描き、そこを使って99パーセント動けるようになりました。まだ完全な運動麻痺患者を完全復帰までさせたという症例はありません。その手前までの障害については回復することを確認しています。

1も2もツボを選ぶには簡単ではありません。脳を治すには理論も技術もそれだけ複雑高度になります。

手のひら先生スタイルの脳卒中後遺症治療をご覧ください。


以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
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手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
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