2020年05月17日

手のひら先生スタイルのツボについて その1 リウマチに効くツボ教えてください


むかしも今もこのような問い合わせがたまにあります。

まだまだ鍼灸治療とはどのような治療なのかが、広く知られてないからでしょう。

ツボに鍼1本刺したら痛みが消えた。これも鍼治療ですが、治療家としてはあまり認めたくないのが本音です。

鍼灸治療は明治時代に医師制度が出来て、西洋医学が広く広まるまでは日本医医療は漢方医と鍼灸師がになっていました。

西洋医学が入ってくると解剖学も伝えられてきました。

今までの東洋医学では考えられないほどの詳細な人間の解剖図が伝えられました。

そこで今までとは大きく異なっていたのが神経です。

東洋医学の源典 黄帝内経素問霊枢経十八巻は東洋医学のバイブルですが、その中には神経が描かれてはいなかったのです。

実は研究者によると東洋医学には外科学がありませんでした。

それでも解剖は2000年以上前に行われていましたが、それは外科は素人同然の内科医がおそらく行っていたと考えられるので、神経を見落としたのであろうと言われています。

大正昭和になると柳谷素霊を始めとした治療家が、経絡の調整をする近代的な鍼治療の運動が広まりました。「古典に還れ」という運動です。

これが経絡治療のことです。

ヨーロッパなどでも鍼治療が行われると、それはツボ刺激をする物理療法でした。

ツボがどこにあるとなると、今の鍼灸の教科書で書かれているらしいのですが、筋肉名や鍼灸名 骨の名前を基準にしてツボの位置を推し測るようにしているそうです。

古典の中で描かれているツボは、少しくぼんでいて、触ると微妙に湿り気が感じられるところがツボのありかと表現されています。

勿論どこどこの骨から何寸の位置にあるという前提はありますが。

それ以前もツボの刺激は日本でも行われていたでしょうが、神経を目指して針を刺して痛みを取る手法は、この明治以降のことではないでしょうか。

人間には経絡といって14の流れがあります。

臓腑の名前が振られていてその気のバランスが崩れると病になり、それを整えることで病気が治るとされています。

ツボはこの経絡上に並んで存在し、それぞれ疾患別に効くことが調べられています。

現在鍼灸治療が社会的に認知されているのは、腰痛肩こりなどの鎮痛作用としてはないでしょうか。

ただ近年は西洋医学でも難病とされる疾患が多く出てきています。

代表的なものはガンでしょうが、完治できるものも増えてきましたが、死亡率1位はゆるぎないものになっています。

私の先生金成万師は末期肺がんを良くしたという事で、一時はテレビで紹介されて全国に知られるようになりました。

先生も治療法は経絡調整が基本で、その上に先生の気を一本一本の鍼に込めて打つ、そのような治療でした。

達人になると経絡、ツボ その上に気のパワーが加わるのが鍼治療の複雑さになります。

今回はツボについてお話しするわけです。

ツボと気のパワーという組み合わせになると、ほんの一部の達人クラスの治療になってしまうので、ここではちょっと脇に置いてお話しいたします。

手のひらのツボについて私が本で説明しましたように、人間が進化した時に実は重要なものは新たな位置に移っているのです。

例えば魚から鳥に進化した時は、鰓呼吸から肺呼吸になったので肺のツボも変わりました。

同じことは心臓 子宮 脳神経などにあります。

つまり今決められているツボが果たして最も治療効果が出るものだとは限らないのです。

鎮痛目的ならあまり影響はないでしょうが、内臓疾患になると影響が大きいばかりではなく効果が出ないことにもなります。

ツボ自体も今まであまり問題とされてきませんでした。これからの課題になってくるでしょう。

人間の進化に伴い脳も進化してきました。

それに伴い経絡の重要性も大事になってきました。

脳は最初から今のような形ではなく、だるま落としのように3段に積みあがったと考えています。

脳の研究者と実はフランスの耳鍼発明者 ポール ノジェ博士は脳は6つに分かれるまたは進化してきたと言っています。

つまりそれが真実とすれば(真実でしょうが)ツボはもっとあってしかりです。ただ治療にはそれほど分類しても治療効果は変わらないと思われます。

リウマチの治療についてツボがあるかという問題ですが。

リウマチは免疫異常が原因と最近になって判明しました。

今のコロナウイルスではウイルスによりサイトカインという物質が、免疫異常を起こさせるので重症化し死に至るとされています。

免疫は私たちにとり重要なシステムですが、一度狂ってしまうと簡単には正常にできません。

特にどこかのツボを圧せば関節リウマチが治るものは残念ながらありません。

勿論手のひら先生スタイルの関節リウマチ治療では、ツボを使います。

免疫を調整するツボ、これは基本3か所計6本 気の調整は経絡2本以上1経絡に鍼は4本 といった具合に鍼治療は行われるのです。

最近は脳の免疫を保つためには3か所、左右都合6か所のツボを調整した方が良さそうなのです。 

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 11:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月15日

手のひらの健康法 その1 体の状態を見る

腕や手のひらって進化の段階のいつ頃に出来たのでしょうか?

私がツボとの関係で進化を 魚 鳥 人間と3分類していますが、魚の時代ではなさそうです。

考古学者や進化の研究者によれば、魚の時代でもまったく手がなかったようではないそうです。

手の先祖と言ってはおかしいですが、手の子孫のようなものは鳥の時代からのようです。

羽の中の骨格が手の形に似ています。ガッチャマンがマントを広げた感じでしょうか。

鳥は恐竜の先祖ともいわれますので、恐竜の手は鳥の手と同じくらいの働きをしていたのでしょうか。

もしわれわれの手のように脳と密接な位置にあったのでしょうか?

それはどうも違うようなのです。

手は第2の脳と呼ばれているのはご存知でしょうか。

これはおそらくカナダの生理学者 ペンフィールドが著したホムンクルスの図から導き出した言葉ではないでしょうか。

彼は頭蓋骨が割れて外から見ることのできる患者を実験し、脳のどこがどのような働きをしているか、明らかにした最初の研究者でした。

大脳の天辺を刺激すると手や足が感じたりすることを確認しました。

大脳皮質中央前回は運動をコントロールするところ、中央後回は感覚を主るところというように、次々と確認していきました。

すると手のひらと顔がほぼ半々の面積を占めることが分かりました。

このことを根拠として手は脳と言われているのではないかと思います。

さて手のひらに鍼を刺す高麗手指鍼鍼灸師として、手のひらのツボや働きを研究すると、脳と手のひらが真に関係をもっていることが分かります。

高麗手指鍼を発明された韓国人 会長の柳泰佑さんは手のひらと体の関係を明らかにしました。

中指は顔と体の中心 小指は足 薬指は腕 という風に対比できるのです。

そこにからだと同じように気が流れていることを発見しましたが、こちらの方が重要だったかもしれません。

気が流れていることでこれを調整すれば、病気を治すことが出来るのが東洋医学理論です。

発見してから50年経過しますが、手のひらの観察はあまりされて来なかったのではないでしょうか。

金成万先生のセミナーでは、手のひらを見て紅いところは血流が良いところ、白いところは悪いところと習いました。

血行を良くするには手のひらを合わせて、大体3分ぐらい揉んで温かくなるまで行いましょう。それが血行を良くする健康法になります。

私はもっと手の中には体が反映しているはずと見ていました。

すると体の歪みが手のひらにも出ていることが分かりました。

その1として、身体がねじれていることが分かる。

背骨が真っすぐな方はほとんどいません。

整体師やカイロプラクティックに行くと、「骨が歪んでますね」と言われたことありませんか?

人間が立って歩行してから脊柱が曲がってしまうのは宿命でしょうか。

身体が右にねじれているか左にねじれているか、簡単に見つけられる方法を教えましょう。

右の手の甲を見ます。こちらが自分を後ろから見ていることになります。

手をくりりと回してから、指を合わせて指先を上から見下ろすようにします。

人差し指と薬指の爪の角4か所を基準にして、中指の先を見下ろします。

中指は自分の頭に相当するところです。

基準とする指と比較して指が並行でなければ、それは体が捻じれていることになります。

どちら側にねじれているかと見るには、手のひらを反転させます。

指がどちらに捻じれていましたか?

中指の右の方に捻じれていれば背骨が右に捻じれていますので、必然右肩が前に出ています。

残念なことにそれが分かっても、指で治すことは現在は簡単に治す方法はありません。

指を無理やり捩じっても体は元にはなりません。

以前このことを見つけた後、首の痛みで来られた患者さんが来られました。

3回目ぐらいにこの捻じれを取ろうと行った鍼がたちどころに効果を出し痛みが取れました。

次回は体の捻じれ、傾き など手のひらの見方について発見したことを書きましょう。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。

他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川

posted by 手のひら先生 at 12:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月14日

音で治療する(サウンド・アキュパンキュチャ) その2 関節リウマチ



音で病気が治せるとはにわかには信じられませんね。

二千年前の古典 黄帝内経素問霊枢経には内臓の音が決められていました。

黄帝内経は様々な異本がありますが、その中の1冊に音の決め方を書いてあったところがあります。

古典に詳しくないので興味のある方は探してみてください。

地球と月までの距離を何等分かにして、それを何等分かして笛の穴に治し、そこから出る音を当て嵌めたとかではなっかったでしょうか。

もっと根拠があったのでしょうが、それらしき根拠を示すためにこじつけたのでしょう。

内臓と音が共鳴することを発見したこと自体脅威です。

内臓の色も決まっていますが、これもどこから思いついたか気が付いたか、彼らの不思議な能力としか思えません。

色彩に注目して研究されて治療されている方は日本にいらっしゃいますが、音については研究も治療もされませんでした。

二千年以上のあいだなぜなのかと考えますと、まず音階がいくつもあるので我々が今使っている西洋式で統一は出来ませんでした。

それに私も研究しながら思ったのですが、今は簡単に音を探すことが出来ます。

電子楽器なのでいつでもどこでも出来るのです。

更に比較的安価で手に入れることが出来ます。

更に楽器をうまく扱うことが出来なくても問題なく音を探すことは出来ます。

その時代と比べれば今は雲泥の環境の差があります。

色彩で治療することを始めた方は、最初人体模型云々とページに書かれていました。

私の場合は人体模型などは頭にありませんでした。

ツボと音の共鳴によって探していくという、地道で何の道標もない暗中模索の世界を、最初は手探りで進みました。

最初は五臓の音だけでした。

内臓や器官は古代の治療家が五行の色体表を使って、陰と陽に分けて結び付けてくれていました。

ですから陰の肝臓がミなら、陽の胆嚢はそこから1音1音探していけば良いのです。

主だった臓器と器官計10ありますが、それらの音が決定しても治療ができるわけではありません。

妹がパーキンソン病を発症した時は、脳のツボを見つけ出さなければ治療は出来ないと思いました。

そのツボが決まればそれと共鳴する音を調査しなければなりません。

脳神経を探すのには相当工夫が必要でした。

日本は医師や大学医学部が様々な分野で守られていたり、そこを基準にして様々な規制があります。

そこを突破する方法がそれまでは見つかりませんでしたが、願えば叶うの謂い通りになりました。

費用は掛かりましたが何とか現時点で揃えられる、必要なものを揃えることが出来ました。

揃ったから何でもできるわけではありません。

ホームページにも書いていますが、手術後に起きる原因不明の痛みは、かなりの場合腸の癒着からくる場合があります。

その原因は免疫低下によるものですが、その免疫調整点を決定することは、意外と簡単なことでした。

20年以上前に開業しましたが、開業してから3年目には免疫調整のツボは見つけ出せていました。

その後次々手術後の腸の癒着と思われる患者が次々と来るようになり、ほとんど全員と言ってよいぐらい完治しました。

後追いくなりましたがなぜ治癒するのか検証すると、免疫調整を基本の治療法としていたことに気が付きました。

それが高麗手指鍼と謳っていても治せるか治せないか、差がそこにあると気が付きました。

したがってリウマチも免疫システムが暴走しているので。免疫点の音で調整できるのです。

2回前にリウマチ患者さんが曲を聞いてすぐ電話をくれて「聞いてみたら南の島に旅行に行ったようなゆったりした気分でリラックスできました。」と初回の感想をくれました。

体に合った治療は心地良いものです。

さらに最近読んだ「神経免疫学革命」によれば、今まで研究がされていなかった脳の免疫も、身体にとって無関係であるはずはありません。

脳には脳関門という簡単には外から脳内に入ることが出来ない関所がありました。

よく薬が処方されてもここがネックになって効果が出ないことがありました。

それだけ大脳組織は守られています。

この本ではそれでも脳に入ることが可能な場所があることを発見したと書かれています。

脳の免疫を保つために、入れにくいと思われていたマクロファージがここから侵入していることを発見したそうです。

ここのツボは発見済みなので、もし最初の関節リウマチS.Aに治療効果が出なければ、さらにこの音を加えるつもりです。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 16:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月13日

音で治療する(サウンド・アキュパンキュチャ) その2 認知症治療



自分の治療法と理論を、手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法と呼んでいます。

以前に書きましたが、高麗手指鍼が何かまだ知られていない治癒力を持っているが、いまだそれが何を指し意味しているのか分かりませんでした。

金成万先生が「手指鍼は精神病も治せる」と仰っていました。

そのような鍼は今までになかったので、この治療法は違うなと思いました。

しかしそれが何なのかは分かりませんでした。

先生は気の達人でしたので、気で末期のがん治療を行っていました。

気で治していたので治療に支障がなかったので、高麗手指鍼の真の秘密は分からなかったのです。

本当の事情は分かりませんが、鍼灸の研究を行おうとするとき、韓国には道具や手段が少ないか足りないかなのでしょう。

日本ではこの前も書きましたが、鍼灸とポロジー学会の会員の方々のように、手指には磁石の性質があると発見された、入江正先生や河野忠男先生がいらっしゃいました。

入江式フィンガーテストが無ければ、高麗手指鍼治療で診断は出来なかったかもしれません。

イオンパンピングは河合吉弘先生から長野潔、松本岐子先生を経由し、高麗手指鍼でも壊疽を治すことが出来るようになりました。

友人は習ったそうですが、「気診」という診断方法を考えた、小田一医師もいらっしゃいます。

手元にある鍼灸トポロジー学会から先生たちなお名前と、業績を知る限りのことですが、それまでの古典研究から抜け出し、新しい鍼灸治療を生み出そうと努力されていた人たちの熱気が感じられます。

日本にはオーリングテストという、簡単で便利な診断方法を開発された、大村恵昭博士がいらっしゃいます。

鍼灸が二千年前の医学からステージを変えて、一段進化するために必要なことは脳の研究です。

そして免疫の研究です。

どちらも近年になってから西洋医学の進化に伴い、まったくその働き役目が分からなかった脳というものの重要性が解明されてきました。

東洋医学は内科学だけなので解剖をするわけではありません。

血液分析やホルモンの働きを研究するわけではありません。

それは西洋医学の解剖学、生理学、分子生物学、等々の成果を学び取り入れれば良いのです。

二千年間紀元前256年に書かれたと言われる、黄帝内経の中身をいかに読み解くかに腐心してきました。

特に今のように一度失わたと言われる素問霊枢経は、異本と言われたものが出版されてきました。

加筆されたものはどの時代なのか、それがいつの時代に日本に伝えられたのか?そのような研究のみしてきたのではないでしょうか。

柳泰佑会長がいみじくも仰ったのは「二千年前の病気をいくら研究しても、現代では意味をなさないよ」

必要なことは古代の治療家たちは知りたくても知ることが出来なかった、そこで後々の治療家にメッセージとして残したことがあります。

今私たちはその解明するにはチャンスなのです。

あるセミナーでで出会った治療家がいました。

出来そうだ人だなと一目でわかったのです。それはそういう気を発していたからです。オーラと言い換えてもいいかもしれませんね。

彼と話すとやはりどうにかして脳の神経組織が手に入れられないかと、かなり悩んでいました。

その後私は脳卒中を起こしたことで、脳のツボの発見の手がかりを見つけ出しました。しかしその後の研究から考えると、身体に刺す伝統的な治療法では、脳を刺激できるツボの発見が出来たでしょうか。

例えば見つけたとしても私や耳鍼の発明者ポール・ノジェ博士のように、位相(フェーズ)まで発見できるか否か?

本には書きましたが、このフェーズについて理解がなければ次のステージには乗れないと思います。

さてコロナウイルスも喫緊の課題ですが、今も昔も課題は「認知症」です。

認知症にならないようにゲームだとか、友人と交流するなどの勧めの良いでしょう。

しかし問題は脳の老化です。

その脳は今まで今もまだ研究途中ですが、最近脳の老化や病気に免疫の低下が関係していることが解明されてきました。

手のひら先生スタイルではこの脳の免疫に関係する、重要なカギを握っている部分も、その所を刺激できるツボもあります。

ツボがあるので調整する音もあるという事です。

鍼灸治療って考えても考えても、汲みつくすことが出来ないほど分からないところがありますね。

面白いでしょう!

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 16:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月12日

音で治療する(サウンド・アキュパンキュチャ) その1 不眠症 リウマチ パーキンソン 耳鳴り 難聴



サウンドアキュパンクチャと商標登録しました。

10年以上前に脳卒中で入院していた時、ベットで高麗手指鍼をしましたが、全く効果を感じませんでした。

脳神経のツボがないので治せない、効果を出せないのは仕方がありませんでした。

そこで何か治療法はないかと考えていた時、五行の色体表といって陰陽説と五行説を合体させて、それに内臓を当て嵌めたものがあるのを思っていました。

医道の日本社から、代田文誌さんが一覧表に見やすくしたものを販売しています。

その中で各内臓のに音が配当されています。五音と呼ばれる音です。

それ以外脳疾患を治療する方法がなさそうだと思っていました。

ただその取り掛かりは見つかりませんでした。

退院して3年ほどして妹がパーキンソン病を発症したので、何とか治療をしなければなりませんでした。

そのためには脳神経のツボを見つけなければなりません。

頭にある知識を総動員した結果、あるアイディアが浮かびました。

そこから一筋の光明が見えたのです。

5年ほどで必要な脳神経のツボが見つかった時、そうだこのツボを手掛かりにして音を探そうとしました。

音符も読めない楽器も弾けない私は、最初は途方に暮れてしまいました。

しかし今はパソコンで作曲が出来ることは知っていましたので、そのことも調べながら知識を集めることになりました。

DTM(デスクトップ ミュージック)と呼ばれています。

簡単というのですがまずパソコンを操作できなくては始まりません。

これは何とかクリアーしましたが、曲を作成するソフトを入れなければなりませんでした。

これが難関です。挑戦するものの8割はこれで脱落すると後で知りました。

解説書が読めません。キーボードに触ったこともないので、本で読んだくらいではまったく理解できませんでした。

一度挫折しました。

しかし何としても完成しなくてはならないと、3年ほど試行錯誤ネットでも検索しました。

たまたま出張して教えてくれる方を探すことが出来そこから研究が始まりました。

サウンド・アキュパンキュチャ すなわち音の鍼治療とは完成する前につけた、私の造語ですが特許庁も最初の特許申請からすると、簡単に認めてくれるようになりました。

おそらく中国の人間が、日本の地名を次々に取得して例えば、今治タオルなどその名前で輸出できなくなってきたので、商標登録戦略として積極的に認可してくれるようになったのでしょう。

最初に作成したのが「不眠症対策 サウンド・アキュパンキュチャCD」です。

特許を取る時いろいろなことを知りましたが、初心者は気合が入り過ぎて資金を掛けすぎたりしがちになるようです。

私も同じでした。後で冷静になって考えればわかることです。

まだ人間はなぜ眠るのは科学的には解明されてはいません。

更に世の中には「これで眠れる」とか「心地良く眠れるフィーリングミュージック」の類はごまんと存在しています。

ほとんどは健康な人間がちょっと眠れなくなった時に聞けば眠れると言ったものです。

ストレスが蓄積して脳が興奮して眠れないとか、それから進行してうつ一歩手前の状態の不眠症にはまったく眠れる代物ではありません。

10年ごとに繰り返される不眠症対策ブームです。

10年ごとに繰り返すインチキブームにです。

そのように騙された人たちがいるので、私のCDは売れませんでした。

商売は難しいものですね。

昔から眠り方の本の類はいろいろ出ていますね。

最強の何々式眠り方と言った具合に。

しかし脳は休むことをしなければ、正常に働きません。

しかし脳の神経の個々を調整することは出来ません。薬がないからです。

音は違います。

脳神経は顕微鏡で覗くと、素人ではほとんど見分けがつきません。

しかしその神経と共鳴する音は違いがあるのです。

さらに言えば進化の段階で脳も変化し、共鳴する音も変化します。

これは驚くことなのですが、脳神経の進化の段階で共鳴する音は、規則正しく並んでいます。

精密機械のようです。

臓器の音も、器官と共鳴する音も、同じように変化します。

フランスの哲学者「ジュリアン・オフレ・ド・ラ・メトリーの「人間機械論」(読んだことあたかなあ?)やノーバート・ウイナーの「人間機械論」(こちらはコンピューターを理解しようとした時に読みましたが分かりませんでした。

しかし有機体のいい加減にできていると思っていた体が、このように正確に精密に構築されていることには驚き以外ありません。

さて今はすすんでいて、難聴は改善しています。

パーキンソン病も改善しています。

耳鳴りは理論も効果も後少しで完成というところまで来ましたが、断崖絶壁片手で山頂に手を掛けたところにいます。

歯がゆいですが消えたと思ったらまた出てきたといったところです。

それとリウマチ治療サウンド・アキュパンキュチャです。

届いてすぐ聞いた患者さんが夜中にすぐ電話くれました。

聞いてみたら南の島に旅行に行ったようなゆったりした気分でリラックスできました。

効果のある自分の症状に合った漢方薬は甘く感じられます。同じような体験できたのだと思います。

聞こえる曲は邪魔にはなりませんが、それを聞いて気持ちが良くなるものではありません。

次の報告を心待ちしています。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 17:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月10日

鍼灸学校生からの学びの話 その2 なあんにも鍼灸界、業界のことは知らなかった



30年前の生徒、同級生も私も鍼灸とあんまマッサージの世界も業界の世界も、まったく知らないで入って来たと言えます。

それが先輩などから食えないぞ!と言われたり、今年からは国家試験になって難しくなるぞと言われて、あわてるのでした。

まず資格を取ってもは、描いたかもしくは漠然と淡く描いていた自営の絵は、半年もすると泡のように消えてなくなってしまうのです。

特に勤労学生の生徒は1年も経てば、先に進むか資格をとって雌伏何年を目指すか、決めなければならなくなります。

前年までの学生は、都道府県の資格でしたので、何県か掛け持ちすると3つの試験に通りめでたく資格取得が出来たのです。

学校創立者の柳谷素霊先生の追悼集に掲載されてた話がありました。

自分は年を取って入学したので、成績も悪く技術も上達できない生徒だった。

そこで鍼灸学校がない県は試験が甘いという事で、遠くまで夜行列車に乗って受験に向かた。

朝早く駅を降り試験会場に向かって歩いていくと、向こうの方から知っている顔が近づいてきた。

「あっ」と思って挨拶を交わしたが、校長先生でした。

無事合格した後考えると一番できの悪かった私を心配して、先生は試験管にあいさつに行ってくれたのだろう。

昔はおおらかと言えばそうなのでしょうが、各県でバラバラに日程が組まれていたので掛け持ちが出来ました。

そこで2,3県の受験をすれば、1000パーセントの合格率になったのでしょう。

我々からは全国統一試験なので難しくなると言われていました。そんなの聞いてないよ〜ですよ。なんちゃって鍼灸師を目指して入った私には青天の霹靂でした。

何はともあれまずこの業界を知ることだと、1年生の時考えたのは東洋医学の図書を扱っている書店めぐりと、鍼灸用品を扱っている会社を知ることと決めました。

分かったことはこの業界がいかに小さいことかでした。

今はほとんど機械つくりの鍼ですが、30年前はまだ手つくりが30パーセントはあったのではないでしょうか。

尋ねていくとほとんどが民家の片隅で加工している、そんな感じでしたので地図を頼りにしていたのですが、半日ぐるぐる回ってその一帯を熟知するほどでした。

ここに学習院があったのか、ここが日本女子大なのかと言った具合に。

後で秋篠宮様が婚約した時、デートで使ったかもしれないのはあの喫茶店かなと考えるほど、目白駅周辺を歩き回りました。

荻窪の周辺では、ここにあの辞書編纂で有名な「金田一家」を見つけたこともありました。

神保町は学生時代の庭だったので、専攻科目のお店は頭に入っているのですが、今回は科目が東洋医学になりましたのでまったくの初心者でした。

東大前の井上書店から神保町の裏通りまで歩きまわりました。

少しづつ外堀を埋めていくような感じでした。

2年生からセミナー参加を始めました。

その頃は名のある先生方が1日セミナーを開いていました。

新しい資格試験が控えているのに、わが校の先生方はそれほど慌てることはありませんでした。

柳谷素霊師が日本をけん引していた時の弟子だから、試験が劇的に変わるわけではないと知っていたのでしょう。

でも生徒は他校の学習内容を聞き及び、かなり焦って質問していました。

外でセミナーに参加してみると、わが校の授業内容のレベルが高いのが分かりました。

特に他校の鍼を刺す技術が低いのが分かりました。

後で分かりましたがそのセミナーも低かったですね。しかし1度失敗したことで、次回からは慎重になり誤りがなかったです。

2年生の2学期末にかの北斗の拳のケンシローのモデル、鳥居隆篤先生の気功教室に参加しました。

更に幸運だったのは途中から、脈診の大家であり「奇経療法の大家」の山下詢先生のセミナーに参加できたことでした。

これは友人から聞いたところでは、本当に幸運だったそうです。

セミナーに参加すると情報の少ない世界ですから、そこで見聞きしたことが自分の身になるのです。

この世界にはどのような先生がいて、学ぶ方もどのような生徒から卒業生がいるなど、様々なことを知ることが出来ました。

3年生になるとこの努力が一気に自分の身になりました。

まず1年生の春先に少人数でマッサージの授業を、実社会でどのように行われているのかをレクチャーしていただきました。

山下先生には2年生の春先に脈診の少人数授業をしていただきました。

そして鳥居先生の気功を習っていたら、オーラが見えるようになったのです。

脈診の基本が身に付き、気功の基本が身に付き、卒業して考えれば普通の生徒の10年以上の経験をした期間でした。

3年間学べば鍼灸受験資格は取れます。

問題はその先です。

40歳から入学したのでそれなりに学ぶ方法を知っていました。また社会では需要があるのか分かっていたつもりです。

機械で診断して機械で治せるなら、みな病院に行ってしまいます。

病院 漢方医 そのほかの療法整骨院や整体師 それらに含まれない治せる治療家がとめられているのです。

ただその道はなかなか見つけることは出来ないし、学校では教えてくれないのです。

道案内などどこにも無く、自分の道は自分で切り分けなければなりません。

あの頃コネと金がないと入れなかった柔整の学校が、今は生徒が集まらなくなっているそうです。

鍼灸の学校は教室数が増えすぎて誰でも入学できるようになっているそうです。

入口が入りやすく資格取得して卒業できても、開業など夢のまた夢になってしまいます。

今も昔も治療家は自分の身体を使って診断しそして治療するのです。

入学する10年前、30歳の時に合気道を習いに行きました。

伝説の格闘家、養神館館長 塩田剛三さんに習いに行きました。

都合で半年という短い期間でしたが、合気道でしょ、格闘家でしょ、そばにいれば迫力があり気を感じられるのです。

もしかするとその頃から気の世界に引き寄せられていたのかもしれません。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 16:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月09日

鍼灸学校生からの学びの話 その1入学の動機 



なぜ40歳になって鍼灸学校に入学したのか?

本には書かなかったことも含めて書いてみましょう。

受験しようと決めたのはもう40年も前のことです。

そして地方公務員をやがて止めることになりましたがそのいきさつや、社会的な背景もふくめて今では消えてしまった社会の中の鍼灸に対する考え方も書きましょう。

「よく思いっ切って公務員を辞めましたねえ」と言われますが、成り行きで鍼灸師になったのです。

そして死ぬようなを経験したことで、いま全く新しい鍼灸の世界を広げかかっているのは、それも運命かなとあきらめの気分です。トホホ!

もっと楽な生活があったのにね。

脳溢血でICUで生きる死ぬをやっている時に、甥っ子が心配して駆けつけたんですが言った言葉「おじさん!楽な方がいいよ」でした。

楽な方を取っていたら、このコロナウイルスで自粛の時は、死ぬほど暇で困っているだろうな!

15,6年前やっと軌道に乗ってきたと思った時、ふと自分には趣味ってないなあ?と気が付きました。

それでネットで検索すると出てくるわ出てくるわ暇人が、それも情けないことに皆同じ方向に行くんですね。

エロ小説を書いていた作家が、そろそろのころになると有名なお坊さんを書いてみるように、一般人も同じ境地になるようでした。

坊さんや神主になるのは少数で、考え着くのが仏像ほりです。

近くから遠くまで仏像彫の教室は満室でした。

おじさんが考えるのは同じなんだなあ、嫌だなあと本当に思いましたね。こっち向いてホイ。

それからしばらくして脳卒中になり、自分で治すには脳神経のツボを見つけねばならないと本当に考えました。

発症前から考えていたことでしたが、健康な時はなかなか突破口を探し当てられなかったのが、病気を契機として探し出せるのですね。

きっと必死さが違うのでしょう。

そのことで妹のパーキンソン病も完治しているのは、念とか気合とか何かが違うのでしょう。

入学の動機は、子供の時から虚弱体質で「絶好調で〜す、快調です。」と言った覚えはないし、いつも滑り止め人生だったなあという思いだったからです。

公務員になりましたがも3年で止めようとしていました。

3年すれば健康体になってそれから転職しようと考えていました。

ところが5年ほど経過した時に「もう5年も務めている」ことに気が付いて、独学で自己研鑽を始めたのです。

またその頃に異動があって体力的にきつく、蕁麻疹に悩まされることになったのです。

後で考えれば食物アレルーギー反応の類ではなく、身体が弱ったことで疲労やストレスなどに対しでる蕁麻疹だったのです。

大学病院に行きましたが「原因が分からないので治せない」と言われたので「3か月前はぴんぴんしていたのに治せないのか」と怒って、これは自分で治してやろうと思ったのです。

それを治すのに、民間療法をためし 有名な漢医の先生に通い 最後に皇子鍼圧鍼という機械を購入したことで一旦落ち着きました。

そこまでたどり着くのに10年以上も掛かってしまいました。

これで退職後の仕事にしようかなとは思いましたが、突然鍼灸学校に通おうと閃いたのです。

民間療法になるのでそれはまずい、資格を取った方が良いだろうという決断をしました。

問題は両親です。

今でこそ鍼灸あんま指圧師に偏見はないでしょうが、30年前以前の日本ではあんまは「目の見えないめくらがやる仕事」と偏見がありました。

私は1949年生まれですが、私の年齢を境にそのような偏見は薄れつつあったのではないでしょうか。

障碍者に対してはまだまだ日本は後進国でしょう。

それ以前はもっとも弱いところにしわ寄せがきつくなっていたのです。

今は東大出身でも1浪ならぎりぎり就職もできるが、2ろうになると難しいと言われるようです。

東大法学部は医学部とともに最難関と言われ、旧大蔵省にはここから出ないと入庁できませんでした。

今は経済学部の方が偏差値でも高くなり、優秀な学生の青田刈りでも「先輩給料はいくらもらえるんですか?」と言われるそうです。

優秀な学生は外資に就職し初年度から千万単位の初任給を得る時代になっているそうです。

社会の価値観が緩やかに崩れかけているのです。

入学して驚きました。

先生方が質問します。「開業をしたい方?開業を考えている方?」

すると全員が手を上げるのです。

私はなんちゃって入学生でしたが、慌てて手を上げました。

先生たちはおそらくそんなに簡単じゃないんだけどな、と思っていたでしょうね。

私のクラスは夜間でしたので、2年生になる前にこの業界は卒業すれば開業できるわけではなく、そもそもほとんど暮らしていけないことが分かるのです。

今の職業がいかに恵まれているか身に染みて理解するのです。

もう1クラス30人の内1人2人は開業なんてできないな、退学しようかなと思い始めます。

二年生になれば3分の1は迷い、3分の1は就職してやがて開業する夢を見る道に進み、最後の3分の1がこの道に就職するのです。

何しろ昔から開業はクラスで1人ぐらいしか出来ないと言われていました。

医学部は入学が厳しいのは分かっています。勉強が出来なければ入れないし、それに入学金を積まなければなりません。

鍼灸学校は入学は簡単で規制緩和になって増えた学校は、願書を出せば入学できるともいわれますが、その分就職開業は格段に難しいそうです。

世間は甘くないのです。

それに羅針盤みたいなものがありません。

全て自分で調べて、先輩たちに教えてもらわなければならないのです。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 16:04| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月08日

鍼灸師の道具 その3 イオンパンピングコード とパイオネックス



昨日はイオンパンピングコードのことを書きました。

東洋医学特に鍼灸の世界では、間中喜雄博士の功績は大きかったようです。

高麗手指鍼学会本部を訪問した時に、墨痕鮮やかな間中博士の掛け軸が掲げられていました。

旭物療器の直本茂司先生が事務局長をされた、鍼灸トポロジー学会の先生方も昔ながらの鍼灸師のイメージとは離れた、新しい息吹を感じさせる方たちでした。

ところでイオンパンピングに書きながら、10年前患った脳溢血前後の後遺症なのか、何をやっても消えなかった腰痛の治療に使ってみました。

腰痛は左の腰骨の周囲が凝り固まっていました。

ここ数日木場克己さんの書いた、体力アップ コアトレーニングを参考にして、ヨガマットの上でストレッチを行っていました。

仰向けに寝て両膝をまげて左右に寝かせてみたり、円を描くようにしたりしました。

右回りに円を描いた時に、腰がゴキと鳴って凝りが取れました。

翌日も行うとさらにコリは取れました。

しかし痛みはなかなか引きませんでした。そこでイオンパンピングのことを書いたついでに、自分の身体に試して見たのです。

寝る前から感じてはいたのですが、起きると痛みが取れていました。

神経の命令伝達はイオンナンチャラカンタラと説明されますが、電流が流れているのです。

これの滞りが痛みをもたらすのです。

それを効率的にするのがイオンパンピングコードになります。

朝からいろいろアイデアが湧いてきて、いつも肋骨の下辺りここは胃がありますが、いつも冷えています。

背中側からこの辺に交感神経が出ているらしいのですが、それを改善出来たらと試しています。

これは将来的な課題ですが、脳梗塞の予防 血栓予防です。

動脈と静脈のツボは発見済みなので、これを使って血管内皮細胞を刺激し血栓溶融物質を増やせないかというのはこれからの研究課題です

私の行っている治療は手のひらを使った高麗手指鍼療法です。

特に今の私は脳卒中の後遺症があるので、これをどうにかしたいのです。

左手の痺れが取れ、指の動きがよりスムーズになればよいのですが。

販売されているイオンパンピングコードでは長さが合いません。

そこで手のひら用に作ってもらったコードを使いました。

第一運動野と感覚野を交互に使いました。

一方は足の経絡につなげました。

指の動きが良くなってきたのは、キーを打つ時に感じます。

今までは特に小指に力が入らないので、キーをたたくというよりも小指を置く感覚でした。

それが押すないしたたく感じが出てきました。

はばったいとか何かむくんでいるとか、感覚が鈍いという事も少なくなって気ました。

ツボを間違わなければ、手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法ならば、イオンパンピングコードも成果を出せそうです。

簡単な作り程応用は広く、使い方は使うものによって応用範囲は広がるのではないでしょうか。


赤羽幸兵衛(あかばね こうべい)おとぎ話に出てきそうな名前ですが、この方は様々な考案をしました。

独創的な鎮痛作用をもたらす、皮内鍼を発明されました。置きバリとも呼ばれます。

皮膚と筋肉の間に5,6ミリの長さで0.1oの太さの鍼を、入れてそれを絆創膏で止めておく方法です。

中にはまず絆創膏を肌に貼り、それを座布団のようにして鍼を寝かせるようにして刺し、上から動かないようにさらに絆創膏で止める方法を取る方もいました。

これをすると皮膚の表面の電気はマイナス、中はプラスになっていると言われ鍼を刺すことで通電状態になるので、痛みを感じるのは電気なのでそれが消えるという理論です。

発明された時は画期的なものだったそうです。

ただ欠点がありました。

よく動くところに貼ると鍼自体が動いたりずれたりし、痛みが生じることです。

汗が出る季節だと絆創膏がはがれてしまうこともありました。

皮内鍼は便利ですが結構手間がかかり意外と技術と手間がかかります。

似たようなものに円皮鍼があります。

画びょうの形をして長さは短いですが、皮膚の上からまっすぐに貼ります。

効果としては皮内鍼と同じと思われます。

最近セイリンという鍼のメーカーが、パイオネックスと言う円皮鍼が発売されました。

これは今までの皮内鍼とは違い貼ったら動くことがないので、使用中に痛みが生ずることがありません。

鍼を樹脂で固めたことで動かなくなったので、皮膚と鍼がずれることがなくなりました。

簡単なアイデアですが素人でも簡単に扱えるようになりました。

ただしこれも使い方によって気の調整をされる方もいらっしゃいます。

簡単な道具でも使う人によって効果は無限に広がるのです。

以下の図書は「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 14:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月07日

鍼灸師の道具 その2 イオンパンピングコード チタンテープ



北里大学東洋医学総合研究所の所長であったのが、間中喜雄博士でした。

高麗手指鍼会長柳泰佑師も手指鍼の原点「十四気脈論」を発表した翌年来日し、間中博士と会見し高麗手指鍼とはどのようなものかを説明したそうです。

当時の東洋医学をけん引していたのが博士でした。

漢方薬の関係の雑誌「漢方の臨床」を開けば、当時の漢方界にキラ星のごとく輝く先生方の中に、間中博士のお顔も写っています。

東洋医学全体の牽引車だったのでしょうか。

さて間中博士が考案したのが「イオンパンピングコード」でした。

現在も使われている鍼灸師の友、簡単な仕組みですが使いようによっては絶大な効果をもたらします。

コードの途中に半導体をつなげて、一方向へ電気が流れるようにするものです。

旭物療器(京都)やお近くの鍼灸製品取扱店でも購入できるはずです。

私は手作の高麗指鍼ようにアレンジしたものを使っています。

「気の流れとは電気だよ」と教えてくれたのは、北斗の拳のケンシローのモデル鳥居隆篤先生でした。

間中博士の説明だったと思いますが、「やけどの後の痛みが引かない場合、やけどの周りにはプラスの電気が集まり過ぎている。イオンパンピングコードの一端をやけどの端につなぎ、もう一端はなるべく離れたどこでも良いので経絡を選んで繋げる。そうすれば痛みがなくなる」とありました。

病気が起きた部分はプラスの電気が集まりがちである。その流れがスムーズになれば、気の流れも良くなり伴い気の通りが良くなる、したがって薬が患部に届くようになることが期待できるのです。

未だ実験の段階ですが、手のひらの中の第一次運動野、すなわち運動命令を出すところと足に当たる小指にコードをつなげました。

たった1回だけですが「なんとなく左手の感触は良い。運動野30分の後は感覚野につなげましたが、この方が手のひらの感覚が少し戻ったように、もこもこした感じの左手のひらの感覚が良くなりました」

手のひらは汗をかいたり手脂があるので、コードをつなげるためにはガムテープを使わなくてはなりませんでした。

また使い勝手を良くしなければなりません。

他人がやってないことをやろうとするので、初めは厄介なことになります。

このイオンパンピングコードをいろいろ工夫されて、鍼灸トポロジー学会では論文が掲載されています。

更にチャッカマンをアレンジしてその発火電流を取り出し、医療につなげようとされたのが河合吉弘先生でした。

この電流は一千ボルトぐらいの電圧が引き出せるようです。

この電流とイオンパンピングコード、長野潔先生の糖尿病治療理論をつなげて、壊疽をたちどころに治す方法を考えたのが、アメリカ在住でハーバード大学医学部で講座を持っていらっしゃると聞いていますが、松本岐子先生です。

最近もプロレスラーが糖尿病壊疽で足を切断した、というニュースが流れたと記憶していますが、もしこのことを知られていればとも思いました。

イオンパンピングコードは簡単に使えるので、手のひらの中で工夫し使える用意すれば、より効果が出るのではないでしょうか。


チタンテープは特許が切れたのか安く購入できるようになりました。

チタンはマイナスの電流を作るという事で、故障した箇所に貼ればそこに溜まっているプラスの電流を中和するので、気の流れも良くなると説明されていました。

長いロールを小さく切って中指に貼れば、花粉症状が和らぐとファックスで流して教えてやったら、しばらくしてそれを商品化してましたね。フン。

チタンテープはキネシオテープと合体した製品が作られています。

学生時代の按摩の先生は小守スポーツマッサージ療院の社長、かつトレーナーの世界では神様ともいわれている、井上良太先生でした。

キネシオテープを作った人は天才だよ。いまだ大会社でも同じものを作れないでいる。と仰っていました。

キネシオテープは皮膚の弾力と同じで、テーピングの理論ではなく貼ることで気の通りを良くするものです。

カイロプラクターの加瀬建造三が独力で発明されたテープです。

更にチタンを塗布したテープが最近は特許切れなのか、安価で購入できるようになりました。

一時の3分の一の価格で購入できます。

年明けの箱根マラソンや駅伝競争でもチタンテープ、キネシオテープを貼っている選手は、以前に比べて格段に増えているようです。

一般にも疲れた時、脚を使いすぎた時、痛みを覚えた腕や手など、対症療法的だけでなく予防的にも使うことが出来ます。

以前は関節リュウマチ患者さんに、手首に巻いて痛みを和らげるために勧めていました。

鎮痛にはお勧めです。

風呂に入ると濡れてしまう欠点がありますが、これからの季節は濡れても差しさわりが少ないので、腰痛肩こりにも自宅で簡単治療が出来ます。

薬を貼ったり飲む必要はなくなります。

いま喫緊の話題はコロナウイルスです、肺炎を起こすことで呼吸困難になり苦しむことになります。

感染したくないですが万が一は常に考えておきたいのです。 

出来る補助療法として考えられるのは、イオンパンピング療法です。

病院内ではどうかと思いますが、自宅療法なら腕の内側親指に近い内側が肺経なので、肘関節辺りに一方をつなげもう一方を足につなげれば良いのです。

シンプルな道具は誰にでも簡単に使えてそれなりの効果を期待出来ます。

しかしプロフェッショナルとなると経験を加味し使うので、効果も様々になるのではないでしょうか。

先達が限られた中で研究をして使えるものにした道具は、実は簡単だけれど効果と使い方は無限大ではなかと思っています。
出版した下記の本は初心者向きに書いたものです。「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」自体は治療家でないと理解できないレベルです。勿論治療家でも全く初めて知るようなことなので、もし手のひら先生スタイルに興味をお持ちなら、それの入口と思ってお読みいただければ幸いです。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 15:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月06日

鍼灸師の道具 その1 イオンパンピングコードほか



鍼灸師が治療に使う最大のものは「気」です。

気のパワーで患者を治すのが鍼治療です。

人間は多かれ少なかれ気を持っているので、それが強ければ治療効果も大きいですし少なければ小さいことになります。

ただこの気については分からないことが多く、分かりにくいことが多いことでまた様々なことを書くため、混乱することにもなっているのです。

1、気のことが文献に書いてあり、自分が自由に使いこなせる。かつ他人にも教えることが出来るレベルにある。

2、気のことは説明できないが、自分が気を出して治療にも使えることが分かっている。

3、気のことは説明できるが、自分が気を出せているか出てないかは分からない。

4、気のことは知らないし出てもいない。

二千年前に書かれた東洋医学のバイブルにもこのことは書かれていますが、治療家が病人を治すのは気を使って治すのです。

ところがこれは3年の短い授業時間の中では学べません。では医学部のように6年にしたら、理解し獲得できるのかと言えばそれは不可能です。

金成万先生は先日亡くなった野村克也監督が、韓国から連れてきてくれたので、我々も高麗手指鍼を日本国内で学ぶことが出来ました。

先生は末期がんを良くしたとテレビで紹介されて、一時ブームを起こしたほどでした。

金先生が韓国でどれほどの実力と名声があったのかを聞きましたが、手指鍼学会ではそれほど重きを置かれていなかったと聞きました。

それよりも日本にわたって末期のがんを治したことは驚いていました。

治す根元は先生も仰っていましたが「わしゃ、気を自在に操れるからがんを治せるのだ」と説明されていました。

しかしどこでそれを学ばれたのかは、誰も知りませんでした。

韓国にいた時は気のことは話されていなかったようなので、来日された後で誰かに師事し学んだと推し量るしかありません。

惜しいことに交通事故で今は亡くなられているので、知ることはできません。

治療理論があっても内臓の病気は治せません。

鍼は腰痛肩こりまでが限界と考えるべきです。これまででしたら上手下手はあっても、鍼灸資格を持ったものなら治せます。

ただ気のパワーが強力で使いこなせるなら、内臓疾患から先生のように末期がんを治せる治療家になるのです。


二千年前に生まれた鍼と言われていますが、当時は今のような金属の鍼ではありませんでした。

鉄が出てきて本の数十年前からステンレスの鍼に代わったのです。

その間九鍼と言われるような、長い太い丸い、刺せる刺さない、いろいろ工夫し考えた形の鍼が出てきました。

瀉血針と呼ばれる鍼は皮膚を切り裂き、血を出すことでショックを与え造血作用を促すことも行われました。

中国から鍼が仏教とともに伝来したと言われています。

その時の鍼はこの瀉血針だたそうです。鉄の鍼ではなく黒曜石のような鋭い石だったようです。

この時の鍼治療とは血を出して造血作用を促し体調を戻すものでした。その時同時に行われていたのはお灸でした。

うっ血したところを切って血を出し、血流改善することで治します。

また指の爪の角からほんの1滴血を出すことで、頭痛など鎮痛させていた方法もありましたが、30年ぐらい前は良く裁判を起こされていました。

それが元新潟大学安保徹教授が広めた「自律神経免疫療法 爪もみ法」でこの技術は鍼灸師が古来(平安時代から)行ってきたものだと言っていただき、裁判は行われなくなりました。

鍼灸師の治す力はこれら様々な道具ではなく、気のパワーが重要だと説明しました。

今回出版した中に同じような記述がありますが、どのような目新しい道具を揃えても治せない場合が多いのです。

人間の持つ治す力免疫力を引き出す鍼治療はよりシンプルな方が効果的です。

3年生になって下級生を「脈診の達人」だった山下詢先生の講習会に誘いました。

かなりの人数が参加したのですが、半分ほど経過した時にその中の一人が来て言いました。「せっかく紹介していただきましたが、僕のやりたい鍼治療は機械を使って、患者さんにあなたの状態は今このようになっています。治療後にはこのように改善しましたと、目に見える治療にしたいのです。」と言ってやめていきました。

私はそれなら隣に立った病院が同じ事をしたら、患者さんはそちらに行ってしまうのにと思いましたが、止めることはしませんでした。

古くて新しい鍼灸を行おうとするならば、なるべく機械類は使わないことです。

私も爪もみ法にレーザー治療器を使いましたが、これはお灸と同等の効果があるという事で使いました。

さて先達たちはもちろん今もですが、二千年前の古典をベースから抜け出せない鍼治療では、理論はそのままでそれ以外となると、道具の改良になることになったのでしょう。

その中で簡単なので治療家も一般の方が使っても面白い道具を紹介しようと思います。

北里大学病院で東洋医学研究所所長、間中喜雄博士を中心にして構成されていた、鍼灸トポロジー学武会には様々な先生方が集い研究発表されていました。

1980前後の発表論文集が手元に何冊かあり、そこから類推するだけなのですが。

京都の旭物療機器の直本茂司さんが事務長だったようです。

そこには入江正「入江式フィンガーテスト」 小田 一医師「気診の創始者」 河野忠男「筋診断」 河合吉弘「パチパチの研究」 関 行道 医博「磁気を使った研究」

などが拝見できます。キラ星のごとく名前が掲載されていて、様々な独創的な研究が発表されています。

当時の熱気が伝わってくるようです。

直本さんも発表論文がありますが、もう廃版になってしまった「イオン・ビーム」というシンプルな装置ですが、これを独自にアレンジした治療に使うと、肉離れや捻挫はたちどころに基に戻すことが出来るものです。

ただし開発時でもこのような使い方は想定しなかったようですが、今となっては残念なことになっています。

次回も簡単な道具で効果を出せるものを紹介します。


出版した下記の本は初心者向きに書いたものです。「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼療法」自体は治療家でないと理解できないレベルです。勿論治療家でも全く初めて知るようなことなので、もし手のひら先生スタイルに興味をお持ちなら、それの入口と思ってお読みいただければ幸いです。

手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
手のひら先生の高麗手指鍼療法 - 和正, 長谷川
posted by 手のひら先生 at 16:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする